カントン包茎による痛みの種類と特徴
カントン包茎はとにかく痛い
周りの人の視線が自分の下半身に向いているような気がして温泉やサウナに行けない、ドン引きされたらどうしようという不安感や恐怖感があり女性との性行為を拒否してしまう、亀頭包皮炎を患ったり陰茎がん・尿路感染症の発症リスクを高めたり不妊の原因になったりなど二次的な健康被害があるなど、カントン包茎にまつわる悩みは尽きません。その中でも最も深刻な悩みとなるのが、カントン包茎の特徴である強烈な痛みではないでしょうか。カントン包茎の最大の特徴がうっ血や壊死の危険とも隣り合わせの耐え難い激痛で、真性や仮性や埋没などその他のタイプとは似て非なるものです。包皮内に汚れが溜まり菌の繁殖で悪臭が発生したり、包皮炎で痒みや腫れや排尿痛が生じたりなど包茎特有の健康問題はたくさんありますが、耐えられない激痛に見舞われるという問題はとにかく苦痛です。我慢できない痛さから解放される方法はただ一つ、手術で包皮口を広げるという外科的にアプローチのみです。
カントン包茎で痛いなら手術を受けるべき
ひと昔前だとカントン包茎は恥ずかしい悩みで周りにも公言しにくいタブー視される問題という位置づけでしたが、今はだいぶ状況がかわりつつあります。カントン包茎であることを周囲にカミングアウトする男性は増えましたし、オープンな男性特有の悩み事として捉えられるようになりました。それに伴ってカントン包茎手術を行うクリニックも多くなっていますし、受ける患者数も急増中です。女性が美容クリニックでプチ整形をするような感覚で気軽にカントン包茎手術が出来る時代ですので、痛みが辛いならなるべく早く手術をすべきです。カントン包茎の手術は保険適用となり経済的負担は抑えられますので、まずは軽い気持ちでカウンセリングを受けてみましょう。切って縫うという外科治療であるため、術後は1ヵ月くらい安静にして過ごす期間の確保が必要です。絶対安静の期間はシャワーのみしか許されなかったり自転車の運転がNGになったり刺激物の摂取を控えたりなど、ちょっとした制限がありますので、不都合が生じないようにするための早めのスケジュール確認も必須です。
まとめ
勃起時に亀頭が露出し元の状態に戻らず狭くて小さい包皮口に締め付けられて痛いというのが、カントン包茎特有の症状です。ただ痛いだけではなく、長時間にわたり締め付けが続くと血流が滞りうっ血状態に陥ってしまうという恐ろしさもあります。他のタイプに比べて症状が重いので、カントン包茎の手術はほとんどの場合は自由診療ではなく保険診療です。痛いのに耐えられず悩んでいるなら、躊躇わずに今すぐに信頼できる専門医を見つけて手術に踏み切るべきです。